完全分離タイプの二世帯住宅にはどんなメリットがある?

完全分離タイプの二世帯住宅にはどんなメリットがある?

二世帯住宅には様々なタイプがありますが、それぞれの世帯の暮らしを大切にしたい時には完全分離タイプの二世帯住宅が向いています。

完全分離タイプの大きなメリットは、それぞれのプライバシーを確保しながらマイペースに暮らすことができる点にあります。
水回りなどが独立しているため、物音や気を使うことなくそれぞれの世帯で好きな時間に料理を作ったり、入浴することができます。
玄関も分かれていることから、早朝に出勤・通学する、夜帰りが遅いときでも気を使うことなく暮らせます。

ライフスタイルに合わせやすく、状況が変化しても対応しやすいのも魅力です。
親が亡くなる、子世帯が転勤するという場合は、同居や共有タイプの二世帯住宅だと、使わない部屋や設備が増えてしまい管理が大変になります。
分離タイプであれば、家も売りやすく、賃貸にするという方法を選べます。

また、内装はそれぞれの世帯で自由にすることができ、世帯ごとに自分達の好みを反映させられます。

二世帯住宅を建てる際はライフスタイルの変化も考える

二世帯住宅を建てる際は、それぞれの家族のライフスタイルを考えることが大切です。
例えばご飯を食べる時間やお風呂に入る時間、生活音や趣味による騒音、就寝時間に起床時間と挙げ始めたら切りがありません。
特に二世帯住宅を利用するのは老齢の両親を合わせた三世代家族が多いので、年齢差の分生活も大きく変わります。
食事は一緒にするのか、お風呂は共用で使うのかなど考えるべきことは様々です。
老齢の両親が元気であれば完全分離型の住宅でお互いにプライベートを確保できますが、もしも介護が必要な場合は食事や浴室は共用できる住宅にするという場合もあります。
また基本的には完全分離型にし、将来的に行き来できる扉をあらかじめ付けておくというのも一つの手です。
両親の健康状態や子供の成長に伴って必要なことも変わっていきます。
そのため二世帯住宅を建てる際は現在の状況や家族の要望を聞くことも大切ですが、ライフスタイルの変化を考慮することも重要です。

二世帯住宅に関する情報サイト
二世帯住宅の雑学

このサイトでは二世帯住宅を建てる際に役立つメリットやデメリットなど、初めて建てる方が知っておきたい雑学を紹介します。一度建ててしまうと増築や改築しない限りやり直しができません。そのため検討する前に注意すべきポイントを学んでおくことが大切です。また共用タイプや完全分離タイプといったように生活スタイルによっていくつか種類があり、その中でも完全に生活空間を分けられる完全分離タイプのメリットについて紹介します。

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